クレジットカードを現金化したいと考える人も多い一方で、クレジットカード現金化は「やばい」という声も聞こえてきます。
実際にクレジットカード現金化の「何が」「どのように」やばいのか本当の声を知りたい人もいるのではないでしょうか。
今回はクレジットカードの現金化がやばいと言われる理由や仕組み・方法について解説します。
▼この記事に書いてあること
クレジットカードの現金化がなぜばれるのか、自分で行う方法や法律違反なのかについてもまとめているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
クレジットカードの現金化はやばい?
クレジットカードの現金化がどうしてやばいと言われるのか、その理由はクレジットカードの現金化を行う際に利用する「枠」に問題があることが原因です。
そもそもクレジットカードには「ショッピング枠」と「キャッシング枠」の2種類の枠が用意されていることが多いです。
ショッピング枠 | キャッシング枠 | |
---|---|---|
用途 | 買い物・飲食など | 借金・カードローン |
限度額 | 一般的にキャッシング枠より多い | 少ない ショッピング枠の利用状況で減る |
支払い方法 | 一括・分割払い・リボ払い | 一括払い・リボ払い |
利息・手数料 | 一括の場合は利息なし 分割・リボ払いの実質年率:およそ15% |
実質年率:およそ18% |
いわゆる「キャッシング枠」は借入やカードローンと同じように、現金を借りられるための枠になります。
そのため、キャッシング枠を使った現金化は銀行などの金融機関や消費者金融などによる「貸金」とほぼ同じなので、決してやばいことはありません。
クレジットカードの現金化がやばいと言われるのは、この「ショッピング枠」を利用した現金化です。
ショッピング枠の現金化方法は違法ではないですが、クレジット会社の規約違反になる場合もあるので「やばい」と言われる要因になります。
違法性については【クレジットカード現金化は法律違反?】で詳しく解説しています。
クレジットカード現金化のやばい怪しい口コミ
クレジットカードの現金化が「やばい」「怪しい」と言われるのは、以下のような理由があります。
気になるワードが多いクレジットカード現金化の口コミを、1つずつ詳しくご紹介していきます。
クレカ現金化で利用停止や強制解約のリスク
クレジットカードの現金化がやばいと言われる主な意見は、クレジットカードの現金化を行うことで、利用停止や強瀬解約のリスクがあることを心配する口コミが多数見られます。
ここ利用したらクレカ使えなくなるとかあります??カード利用停止だけは避けたいので 引用元:5ch-現金化業者を利用して被害者スレ
それをする人はもはやキャッシング天井張り付きでしょ。で、現金に困っているから支払いも滞りがちでしょ。そうすると利用停止でしょ。引用元:Yahoo!-知恵袋-カード現金化はなぜバレる…
実際に、クレジットカードのショッピング枠は何かを購入するために利用できる後払い決済の1つです。
クレジットカードでショッピングをして、支払いが滞ってしまった場合は現金化していなくても利用停止や強制解約されることがあります。
そのため、必ずクレジットカードの支払い期日や引き落とし日に間に合うように支払いをすることが大切です。
現金化を疑われた
クレジットカードの現金化目的でなくても、現金化を疑われるケースが存在します。
最近オンラインゲームでwebmoneyを9万8千円ぐらいカードで決済しました 枠は10万円です。その後に友達に、そんなに高額買ったらオークションで売りさばく目的で買ったとカード会社に目をつけられるよと脅かされました 引用元:Yahoo!知恵袋-クレジットカードの現金化を疑われて
本当に利用する目的でギフトカードなどを購入していても、現金化を疑われるケースは少なくありません。
普段利用していないのに高額なギフトカードの購入を何度も行うと、現金化を疑われたり一時的に利用が停止されることがあります。
最初に使う時には不正利用を疑われるかもしれません、私も止まりましたが電話して事情を話したらその後は問題なく使えてます。自分はここ数年でキャンペーンの際に多い時は月額30万以上チャージしたり、金券を買ったりしてますけど、止まったのは最初のときだけですね。引用元:Yahoo!知恵袋-クレジットカードで換金性の高いものを購入すると、現金化を…
実際にクレジットカード会社から確認の電話があったり、利用停止になったことでクレジットカード会社に電話などで事情を説明する必要があります。
利用が間違いないことなどをクレジットカード会社が納得してくれれば、その後に問題なく利用できるケースが多いです。
疑われた場合には、自身が現金化を行っておらず実際に利用したことを伝えると、その後問題なく利用できる場合もあるから必ずクレジットカード会社に事情を説明する必要があるな。
任意整理や債務整理ができない?
クレジットカードの現金化を行っていた場合、任意整理や債務整理ができない場合があります。
弁護士と相談し、最初は自己破産だと言われたけど借金の理由がギャンブル(パチンコと競馬)で、しかもクレジットカードの現金化もあったため個人再生にしようと言われました。引用元:Yahoo!知恵袋-債務整理について。…
破産法によるとギャンブル・浪費やクレカ現金化などは、免責不許可事由にあたります。(参考1:衆議院-破産法)
自己破産や債務整理などの際に、この免責不許可事由であると認定された際には借金が残った状態になる場合があります。
また、中には以下の口コミのように支払いができない場合には商品を返品して欲しいと言われる場合もあるようです。
商品を買って現金化したのであれば、その商品はカード会社に所有権があるので返せと言われる場合もあります。こればっかりは会社によって違うのでなんとも言えません。引用元:Yahoo!知恵袋-債務整理について質問です。…
この場合、商品が手元に無い時点で現金化を疑われてしまい、免責不許可事由にあたる可能性が高くなってしまいます。
必ず支払い期限を守っていれば問題ないが、任意整理や債務整理などを考えている場合にはクレジットカードの現金化は避けるべきだな!
クレジットカードの現金化の方法&やり方とは
クレジットカードの現金化のやり方は、基本的に「商品をクレジットカードで購入して商品を売却する」という方法です。
「自分で行う」か「業者に依頼する」か、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。
自分で行うなら商品を転売
自分でクレジットカードの現金化を行う場合の主なメリットは以下の通りです。
- 誰でも簡単に行える
- 場合によっては高額になる
クレジットカードで購入した商品を、フリマサイトや買取業者を使って転売して現金化します。
そのため、誰でも簡単にできるのが特徴で、レア商品やブランド時計などは場合によって購入時の価格よりも高額買取してもらえる可能性があります。
ただし、デメリットになる部分も存在します。
- 高額買取の流行を知る必要がある
- フリマサイトの場合、即日は難しい
- 買取不可やNG商品がある
- 売れ残り、在庫を抱えることも
転売による現金化は、商品によって買取価格の変動があるので思った金額で買い取ってもらえないこともあります。
店舗型の買取業者を利用しない限りは、商品の発送や入金までにタイムラグが生じるため即日現金化は難しいです。
高級時計のように販売価格よりも高く買取できればラッキーだな。メリットデメリットが大きいから人によっては向かない場合もあるぞ。
クレジットカードの専門現金化業者に依頼
もう1つの方法として、クレジットカードの現金化を専門に行う業者に依頼することです。
方法としては、自分で商品を購入して売却する流れと同じですが、クレジットカード現金化業者を利用する場合のメリットは、以下の通り。
- 必ず買取できる商品を指定される
- 買取価格がその場で分かる
- 流行に左右されない
- 在庫が残らない
- 即日入金も可能
現金化業者に代わってクレジットカードで商品を購入するイメージなので、必ず商品の買取を行ってくれるメリットは自分で行うデメリットを解消してくれます。
また、クレジットカード専門の現金化業者の中でも優良業者は、そのノウハウを活かしてクレジットカードの現金化が疑われるなどのトラブルがない点も大きいです。
デメリットとしては、悪質業者も存在するということが言えます。
クレジットカード現金化優良店はこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
⇒クレジットカード現金化優良店はこちら
クレジットカードの現金化で商品券が使えない理由
クレジットカードや後払いアプリなどで現金化する際に商品券やギフトカードなどを使った方法があります。
残念ながら基本的にはクレジットカードで商品券やギフトカードの購入はできないことが多いです。
▼クレジットカードで商品券が購入できない理由
- クレカの手数料で販売店が損をする
- 換金による現金化を避けるため
主に上記の理由が原因で、クレジットカードで商品券の購入ができない場合があります。
ですが、Amazonギフト券が公式サイトからであればクレジットカードで購入できるなど、ギフトカードの種類によってはクレジットカードで購入することも可能です。
コンビニや大手スーパー・家電量販店などの店舗では、クレジットカードでギフトカードや商品券の購入はできないので、購入場所や方法が限定されますが購入する方法はあります。
換金性の高いギフトカードや商品券がクレカで購入できないと諦める必要はないぞ。
クレジットカード現金化の仕組み
専門の業者を利用したクレジットカード現金化の仕組みは主に以下の2種類です。
どちらも業者から指定された商品を購入する点は同じですが、その商品や流れが少し異なるので違いをご紹介します。
商品買取式
商品買取式によるクレジットカードの現金化の流れをまずは知っておきましょう。
- 指定された商品をクレジットカードで購入
- 商品を業者が買取
- 買取額に応じて振り込みで現金を受け取る
ギフトカードやブランド品など商品は様々ですが商品の買取が前提になります。
商品は業者側を指定することが多いので、商品の受け取りや郵送物がないので家族にもバレにくいです。
キャッシュバック式に比べて換金率が低いため受け取れる現金は少なくなる。だが、商品の受け取りが無い分バレないメリットがあるぞ!
キャッシュバック式
キャッシュバック式のクレジットカード現金化の流れは以下の通り。
- 指定の商品をクレジットカードで購入
- 商品を必ず受け取る
- 報酬として振り込みで現金を受け取る
家電量販店などでパソコンや携帯を購入した際に、ネットの契約を一緒にするとポイントがキャッシュバックされると案内されたことはありませんか?
キャッシュバック式はこれと同様の方法です。
指定される商品はクレジットカード現金化業者によって異なりますが、必ず商品を受け取らないと契約が成立せずに振り込みが受けられません。
商品買取式よりも高い換金率で現金を受け取れるのがキャッシュバック式だ!ただし、商品の受け取りが必須になるぞ。
クレジットカードの現金化はなぜばれる?
クレジットカードの現金化がばれる主な理由をまとめました。
- 支払い期限に間に合わず滞納する
- 突如、大きな買い物をする
- 普段と明らかに違う履歴がある
- 上限額まで使い切ってしまう
大前提として支払い期限に間に合わずに滞納が続き、ギフトカードやブランド品などの換金率の高い商品を突然購入した場合は現金化が疑われる要因です。
また、Switchやギフトカードなどの換金率の高い商品を大量に購入した場合も、転売による現金化が疑われてしまいクレジットカードが利用停止になることもあります。
毎月のクレジットカードの支払いが月1万円程度だった人が、急な引っ越しなどで大きな金額が動くことはありますが、購入内容が洗濯機・冷蔵庫・テレビなどであれば急に10万円以上の決済をしても疑われることはないでしょう。
換金率の高い商品ばかりを突然購入するとバレることがあるぞ。
クレカ現金化がばれないためには
クレジットカードの現金化がばれないためには、急に限度額いっぱいまで現金化しないことです。
換金性の高い商品の連続購入もクレジットカードの現金化がばれることがあります。
高額な商品を使って現金化するのであれば、計画的に購入することが大切なので、その場合は優良現金化業者を利用することも1つの方法です。
▼現金化業者でばれにくい理由
- 現金化がばれにくい商品を厳選
- ばれない現金化のノウハウがある
- 現金化に詳しいスタッフが対応
長い実績がある優良現金化業者はそのノウハウでクレカ現金化がバレずにカード事故がないことが特徴だ。利用停止で困る前に頼るのも良いだろう。
クレカ現金化はコンビニでもできるは本当?
クレジットカードの現金化は以下の方法であれば、コンビニでも可能です。
ただし、即日できる方法はかなり限定的になるので対象にならない人もいるかもしれません。
購入品 | 現金化方法 | 最短日数 |
---|---|---|
1番くじ | 転売による現金化 | 1週間~2週間 |
ポケカ | 転売による現金化 | 1週間~2週間 |
ギフトカード | 【セブンイレブン】 nanacoにチャージし、売却 |
即日~数日 |
【ファミリーマート】 ファミペイにチャージし、売却 |
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【ミニストップ】 waonにチャージし、売却 |
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ローソン:できない |
各コンビニでギフトカードが購入できる電子マネーなどにチャージし、買取業者に依頼すれば即日現金化は可能ですが、まずは対象の電子マネーを用意する必要があります。
クレジットカードで購入した商品を返品して現金化しようと思う人もいるかもしれませんが、クレジットカードで決済したものはキャンセル処理ができるところが多いため、簡単にはいかないのが現実です。
出先などで急に現金が必要になった場合には、各コンビニ対象の電子マネーにチャージしてギフトカードを購入して売却する方が手間も少なく早いでしょう。
クレジットカード現金化は法律違反で禁止?
クレジットカードの現金化は法律違反ではありません。
例えば、クレジットカードで購入した商品が自分に合わなかったり、購入してみたら思った商品と違った場合、メルカリや買取業者で売って現金にすることがありますよね?
もし、クレジットカードの現金化が法律違反であれば買取業も違法行為になってしまいます。
そのため、クレジットカードの現金化自体は違法ではありません。
ですが、最初から現金化をする目的でクレジットカードを使用する場合は、クレジットカード会社の規約違反になります。
しかし、クレジットカードで購入した換金性の高い商品を実際に使う目的で購入したのか、現金化のために購入したかはクレジットカード会社には分かりません。
クレジットカードの現金化は法律上は違法ではないが、グレーゾーンであると言うことだな。期限内に支払いができるように計画的な利用が大切だ。
実際の逮捕事例
クレジットカードの現金化によって現金化業者が逮捕された事例もあります。
ショッピング枠を使ったキャッシュバック形式で「50万円のネックレスを購入させ、40万円をキャッシュバックした」という内容です。
およそ2ヶ月の利息が12.5%程度と暴利であったことや形式的な売買に過ぎないと現金化業者が逮捕されています。
金融庁は注意喚起している
クレジットカード現金化を行う専門の現金化業者の中には、悪質な業者も存在しており「振り込まれない」「キャンセルできない」などの相談が消費生活センターによせられていることから、金融庁は注意喚起しています。(参考2:金融庁-クレジットカード現金化について)
クレジットカードが利用停止になる可能性があることや、支払い困難に陥る可能性もあるとして現金化が問題であるとしています。
キャッシュレス決済が進み、現金を持たなくなりつつある時代の中でクレジットカードで購入した商品を中古品としてリサイクルや売却することもあるので、規制する法律を作るのは難しいです。
クレジットカードの現金化を規制するのはまだ時間がかかるが、優良現金化業者を選択できる見極めは必要だな。
クレジットカード現金化も時効がある?
クレジットカードのキャッシング枠やカードローンは5年の時効があります。
クレジットカードで購入するショッピング枠に関しても同様に5年が時効とされています。
しかし、裁判を起こされている場合は判決確定から10年に延長されている過去の判例もあり、5年の時効で踏み倒すには多くのリスクがあるので実際には難しいです。
遅延損害金で支払い額が増えていくだけでなく、裁判によって差し押さえされる可能性もあります。
またCICに延滞情報が登録されてしまい、いわゆる「ブラックリスト」に載ることになってしまいます。
計画的に利用して支払い期日を過ぎないようにするように注意する方が良いだろう。
▼参考にしたページ
(参考1:衆議院-破産法)
(参考2:金融庁-クレジットカード現金化について)